住宅設備機器の修理・交換の内容や費用について

2021/05/21

前回の記事で、イマジン・コーポレーションが提供している住宅設備機器延長保証サービスについてその内容をご説明しましたが、ありがたいことにお問い合わせもいただき、サービスに加入しておいた方がお得なのか、また実際に故障した機器の修理費用や交換費用について具体的にいくらぐらいかかるのかが知りたいなどのお声がありましたので、これからの季節に使用頻度が高まるエアコンを中心に、修理・交換時の費用などについてご説明します。

エアコンは故障しやすい設備機器なの?

賃貸物件に入居してもらうために必須の設備であるエアコンは使う頻度も高く、他の設備機器よりも稼働時間も長めだと思われます。またコロナ禍によって在宅ワークなどでお家時間が長い場合は、夏場のエアコンの稼働率はより顕著に現れると思います。

そうなるとやはり壊れやすくなるのは当然で、軽度の故障から交換が必要なケースまでさまざまで、例えば基盤などの電気系統が故障する場合もあれば、冷媒に関わる箇所やコンプレッサーなどの基幹部分が故障することもあります。

エアコンの修理費用はどのくらい?

修理費用は故障した箇所やエアコン本体の年式や性能によって差があり、リモコンの故障であれば数千円で済みますが、コンプレッサーなどの基幹部分の故障となると高額になります。また複数箇所が故障した場合もそれだけ修理費用も高くなります。

エアコンの機能や性能、サイズにもよりますが、修理費用の相場は大まかに下記の通りです。
本体の基盤:15,000円~35,000円
ルーバー:7,000円~20,000円
リモコン:5,000円~15,000円
ガス漏れ:25,000円~50,000円
モーター:20,000円~35,000円
コンプレッサー:50,000円~100,000円
室外機:20,000円~45,000円
ドレンホース:10,000円~25,000円

部品が無くて修理ができないことも?

たまに起こるケースとして、設備機器が故障し部品交換の簡単な修理対応が可能となっても、機器が古くなっていると製造終了していて部品が手に入らない場合があります。その際には本来部品交換のみの少額で済んだものが、代替品への本体交換で高額の費用負担となることがあります。

補修用部品の保存期間は、メーカーや製品によって製造終了後数年間と決められています。それを超えて使用した機器の故障となると対象部品が手に入らない場合が多く、保証サービスへ加入していない場合は出費が大きくなり思わぬ落とし穴にはまってしまいます。

機器本体の交換の場合の費用負担は?

代替品への交換になった際の費用も、当然エアコン本体の能力や性能によって差があり、安いもので6万円程度から、高いものだと保証の10万円を超えることもありますが、イマジン・コーポレーションで管理している物件では、おおよそ8万円前後になることが多いです。

また交換対応になった場合は機器代金だけだと思われる方もいますが、本体代金に加えて主張費や工事費、故障した機器の撤去・処分費などがかかってきますのでご注意ください。

エアコン以外の設備についてはどうなの?

住宅設備機器延長保証サービスにおいて、故障した場合の修理・交換費用が高額になりがちな保証対象設備機器としては、ガス給湯器と浴室換気乾燥機が上げられます。

ガス給湯器の場合もエアコンと同様に機器の性能や号数(サイズ)が大きくなるほど金額が上がっていき、追い焚き機能の有無で10万円前後の差がでることもあります。
ガス給湯器の交換費用の目安としては、安いもので7万円程度から高いものでは16万円以上掛かることもあります。

浴室換気乾燥機も他の設備と同様に性能によって本体価格に差がありますし、電気式かガス温水式かによっても金額に差が出てきます。こちらもおおよその目安としては8万円~10万円程度がイマジン・コーポレーション管理物件での交換費用の相場になっています。

まとめ

これから暑くなりだしてエアコンを利用することが増えてきますが、このような使い出すタイミングで不具合が頻発します。そして夏場のエアコン故障は、業者が繁忙期のため普段より費用が高くなることもあります。
保証サービスを利用していない場合、その費用負担はダイレクトに影響しますが、加入していれば故障箇所によって費用にばらつきがあるものの保証金額の範囲内で大体収まります。

実際に加入した方がお得なのかというと、イマジン・コーポレーションが提供している住宅設備機器延長保証サービスは月額500円で、年間だと6,000円になります。仮に10年間何の設備にも故障がなかったとして、保証料は60,000円の支払いになります。エアコンの寿命は一般的に10年程度と言われていますので、その後故障したとしても1回のエアコン交換で10年間分の元が取れますので、お得だと言わざるを得ないと思います。

中古物件を購入した場合、付帯設備も古くなってきているので故障することは想定されていると思います。しかし、いつどのタイミングで発生するかはわかりません。上記の例のように10年間なにもないかもしれませんし、物件を購入したそばからさまざまな設備機器が故障して修理・交換しなければならないかもしれません。

保証サービスに加入しておけば月額500円で、エアコン交換はもちろん他の保証対象設備が故障した場合でも1回毎に最大10万円までの保証があるので、将来に向け安心して賃貸経営ができます。
転ばぬ先の杖としてご検討してみてはいかがでしょうか?

 

住宅設備保証サービスについてはこちらもご覧ください

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