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2017/09/29

最新データで見る、貯蓄の平均値と中央値

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こんにちは。
アセットコンサルティング事業部の営業アシスタントです。

突然ですが、私は貯蓄が苦手です。
一応年間計画的なものを考え意識はしているのですが、全く計画通りにはいきません。

自分と同世代の人たちは一体いくらくらい貯めているのか・・・
今の自分の貯蓄は妥当なのか?少ないのか?
とても気になるところです。

みなさんはどうですか?
一度は自分と同世代の貯蓄金額をネット等で調べた事があるのではないでしょうか。

そこで今回は、世の中の実態について調べてみました。


平均値はどれくらい?

まずやはり一番気になるのは、平均でどれくらい貯蓄をしているのか、という事です。

総務省が発表した家計調査報告(貯蓄・負債編)平成28年平均結果速報によると、二人世帯の平均貯蓄残高は1,820万円。
前年の1,805万円から15万円、0.8%の増加となり、これで4年連続の増加という結果で、調査開始から過去最高の貯蓄額となったそうです。

私的にはかなり現実離れした金額に感じますが、もう少し調べてみると、また別の比較的現実的な統計結果を見つけました。

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(平成28年調査結果)」というものです。
これによると、単身世帯の金融資産の保有額の平均値は822万円(うち48.8%が預貯金=401万円)、2人以上世帯の平均値は1,078万円(うち55.3%が預貯金=596万円)

世代別に調べてみると、
  単身世帯 2人以上世帯
20代 116万円 184万円
30代 502万円 395万円
40代 789万円 588万円
50代 1,300万円 1,128万円
60代 1,755万円 1,509万円

比較的現実的とはいえ、やはり意外に多い・・・!と感じるのは私だけでしょうか。
ちなみに、金融資産を保有していない世帯は、単身世帯で48.1%、2人以上世帯で 30.9%もいます。
3分の1~約半数の人が金融資産を保有していないにも関わらず、平均値はかなり高くなっています。
なぜでしょうか。


平均値と中央値

「平均値」というのは調査した全員の貯蓄を合計して、その人数で割った値です。
そのため1人でも高額資産を保有している人がいると、平均値はその数値に引きずられてしまい、金額も大きくなります。
例として、10人いるうちの1人が1億円、9人は100万円ずつ貯蓄がある場合、平均値は1,090万円となるわけです。
平均値がイコール皆が持っている資産の額とはならない、という事ですね。

ここでもう一つ、中央値という値が存在します。
初めて聞いた方も多いのではないでしょうか。
どういった値かというと、調査した世帯を貯蓄の少ない順から並べた時にちょうど真ん中に位置する世帯の貯蓄額の値を指します。
上記の例でいうと、中央値は100万円という事になります。

現実的な数字に近いのは平均値ではなく中央値だという事が分かります。


中央値はどれくらい?

では、実際の中央値はどれくらいなのでしょうか。

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(平成28年調査結果)」によると、単身世帯の金融資産の保有額の中央値は600万円、2人以上世帯の中央値は400万円となるそうです。

世代別に調べてみると、
  単身世帯 2人以上世帯
20代 0万円 0万円
30代 24万円 167万円
40代 0万円 200万円
50代 60万円 500万円
60代 600万円 650万円

これはかなり現実的な、しかもシビアな数字ではないでしょうか。
中央値0万円とうい世代も出ています。


まとめ

いかがですか?

上記の平均値と中央値を見ると大きな格差があります。
平均値はいかに一人の金融資産の保有額(貯蓄額)の影響力が大きいかわかります。
また中央値に関しは3分の1~約半数の「金融資産を保有していない」人がいるわけですし、中央値より自分の貯蓄額が多かったとしても油断できません。

子どもがいる家庭であれば、これから子どもにかかるお金も増えてきます。
特に女性は一定期間、仕事を休む可能性があるので、今までと同じように貯蓄できるかどうかもわかりません。

退職金や老後の年金があてにできない今の時代、豊かな未来を考えている人はある程度まとまったお金を貯めておく必要があるでしょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^(E)

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