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不動産投資
2017/09/22

カモにならないために。不動産投資詐欺5つの手口

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昨今の不動産投資に対する注目度には目を見張るものがあります。
書籍やセミナーなどでも「マンション投資」「サラリーマン大家」「不動産投資で副収入」などの言葉がいくらでも見受けられます。

その背景には、不動産投資のメリットは当然として、東京オリンピックや都市部の再開発など、不動産の価値を高めている影響があります。
中には、東京の不動産はバブルとの声も聞こえてきます。

しかし、盛り上がりを見せるその一方で、ブームがあるところには詐欺がある。
詐欺まがいから実被害まで、苦情や相談件数、被害件数は増えているそうです。

そこで今回は、ご自身が詐欺被害にあわないためにも不動産詐欺についてお伝えします。


まるでドラマのような詐欺事件

不動産詐欺に関して、記憶に新しいところでは「地面師」といわれる詐欺集団に、大手住宅メーカーの積水ハウスが、63億円もの大金を搾取されたとのニュースがありました。

他人の土地の所有者になりすまし無断で売却する地面師詐欺とは、グループで犯行におよび、その関係者は、指示をする人物、地主に成りすます人物、関係書類を偽造する人物、その仲介者や仲介不動産会社、土地を探す人物、情報を集める人物など、さまざまな詐欺師のプロが集まり役割を実行するそうです。

また誤解を恐れずに言うと、最終的な被害者以外はグレーな関係者となり得て、そうなると弁護士や司法書士なども含まれてくるとは思いますが、そこは司法が決めることなのでここでは言及しません。
しかし、今回の地面師事件も本人確認を疎かにして、段取り良く進んだそうですが、JR山手線五反田駅から徒歩3分の垂涎の一等地、広さにして約600坪のお宝案件に対してそれぞれ欲に目が眩んだのか、はたまた・・・。

不動産の価値が高まったバブル期には「地面師」による詐欺が増加したといいます。
近年の都心部の不動産価格の高騰によっても、詐欺被害が相次いでいるようです。
主に狙われるのは都内の一等地ですが、近年問題になっている空き家や、管理の行き届いていない土地なども狙われやすく、かつ被害にあっていたとしても気付きにくいという点で注意が必要です。


他にはどのような種類の不動産詐欺があるのか

不動産詐欺には地面師以外にもさまざまな種類があり、被害件数の増加には手口の巧妙化が影響しています。
古典的な手口から最近増えてきた手口まで、いくつかお伝えしますので被害にあわないようご参考にしていただけたら幸いです。


・好条件、高利回りばかり強調してくる
将来確実に値上がりすると持ちかけたり、周辺物件の平均利回りの2倍の利回りや、中には5倍などととんでもない利回りを提示し、ありもしない話、おいしすぎる話で契約させようとしてきます。
例えば、新設される駅前になるとか、高速道路が開通する、再開発が行われる土地など、聞いたこともない都合の良い理由を強調してきます。
また、この手口はリスクの説明をほとんどせずに強引に契約させようとすることが多いそうです。


・資金を募って計画倒産や持ち逃げ
これもまた都合の良い投資案件をでっち上げて、多数の人から資金を集めた後計画倒産したり、手付金を支払わせてから持ち逃げします。
昔からある古典的な手口で、投資ブームには必ずと言っていいほど出てきます。
最近では、クラウドファンディングの登場によって出資を募りやすく、これによる被害件数も増加しています。


・デート商法、コンサルタント商法
いつの世も恋愛感情を利用して一儲けをたくらむ輩がいるもので、これも昔からある手口です。
婚活パーティーや社交場、SNSで知り合った相手を信用させて相場以上の金額のマンションを購入させます。

最近では恋愛感情を利用した卑劣な行為だけではなく、投資コンサルタントやファイナンシャルプランナーを名乗って信用させ、将来の不安を煽り、投資用マンションを購入させる事例も増えているそうです。

どちらも相場以上の金額で購入させられるか、買っても損しかないような物件を購入させられ、詐欺師は業者からマージンを得ています。


・海外不動産投資の落とし穴
経済成長が著しい東南アジア各国への不動産投資による詐欺も増えています。
成長市場である東南アジアは確かに投資対象として魅力的ではありますが、基礎知識も無く言われるがままに出資し、詐欺だけではなく、信じられないようなトラブルにあうケースが後を絶たないそうです。

建設ラッシュでの地価上昇をエサに、日本の大手企業の関連会社を装い富裕者層向けのマンション建設計画を立て、中には現地の見学ツアーなども行って出資を募ります。
その後連絡が取れなくなったりと、上述したものと同様の手口ですが、海外という距離と言葉の壁のせいで裁判とはなかなかならないそうです。

そのほかにも詐欺ではありませんが、ずさんな工事や管理により完成計画と全く異なる建物ができたり、資金不足により放置されたりと日本では起こりにくいトラブルにより、投資したお金がムダになる事例が発生しています。

日本とは法律も文化も違うため、知識も情報も不十分な状態だとリスクはとてつもなく大きくなります。


まとめ

詐欺師は手を変え品を変え、さまざまな手口で近づいてきます。

法規制を行なっても詐欺は無くならず、抜け穴を見つけては手口を巧妙化し、イタチごっこは続きます。

自分は絶対に大丈夫だと強く信じている人ほど、隙を突かれて騙されやすいそうですので、慢心せずに、自分の目や足を使い情報を集める事が大事です。

詐欺が横行するのは不動産に限った事ではないですし、詐欺の手口を知っておくことは被害にあわないための準備になります。

この記事が今後のお役に立てたら幸いです。


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